野球肘とは、成長期にボールを投げすぎてしまったことによって起こる肘の障害のことをいいます。野球肘になると、投球時や投球後に肘に痛みが出たり、肘の曲げ伸ばしがうまくできないなどの症状が出てしまいます。

①使いすぎによるもの

野球肘は成長期でまだ完全に骨が出来上がっていないにも関わらず投球を繰り返し行う事により、肘の外側で骨同士がぶつかって骨、軟部組織が剥がれたり痛んだりします。また、内側では靭帯、腱、軟部組織が痛み、後方でも骨、軟骨が痛みます。

②肩や肩甲骨の可動域の低下

肩や肩甲骨の可動域が低下する事により、本来肩、毛甲骨で吸収できるはずのストレスが吸収できず、そのストレスが肘に加わってしまい、肘がストレスを受け続けてしまう状態になります。

③ケアをしないこと

投球により使いすぎてしまった肘は炎症を起こしているのでアイシングなどのケアが必要になってきます。

野球肘を放置してしまうと、剥がれた軟部組織が関節の中に入ってしまい関節ネズミとなることがあります。関節ネズミになると肘が変形してしまい動きが悪くなってしまいます。初期に発見されれば投球禁止で治ることがありますが末期に発見されると手術になることもあります。

TSUNAGI接骨院では、ハイボルトといった電気治療や骨盤矯正で野球肘を根本的に治療することを目指します。

・ハイボルト

ハイボルトでは主に筋肉や神経に対してアプローチをすることができます。ハイボルトを当てることで神経の興奮や筋肉の炎症を抑えるという効果があるので投球を繰り返したことにより緊張し続けている筋肉や敏感になっている神経に対して施術をしていきます。

・骨盤矯正

骨盤矯正では肘だけではなく全身の歪みを取ることにより、野球肘になる前の予防をすることができます。

Q＆A

Q：骨盤矯正は痛いですか。

A：痛みはありません。骨盤矯正には特殊なベッドを使っており、患者様の体重を利用して矯正をさせていただくのでご安心ください。

Q：子どもがいても通えますか。

はい、大丈夫です。当院ではベビーベッドなどもありますのでお子様とご一緒にお越しください。

Q：猫背と野球肘は関係していますか。

A：関係しています。猫背により肩が内巻きになり、肩が上がらなくなってしまうことで投球時に肘に大きな負担をかけてしまうことがあります。