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小山市で膝が痛いのに太ももを伸ばすの?|太もも前の硬さと膝痛の関係

膝が痛いのに太ももを伸ばすの?|太もも前の硬さと膝痛の関係
「膝が痛いから、膝ばかりマッサージしている」
「太ももの前がいつもパンパンに張っている」
そんな方に、今回チェックしてほしいのが太ももの前側です。
「膝が痛いのに、どうして太もも?」
と思うかもしれません。
しかし、太もも前にある「大腿四頭筋」は、膝の動きに深く関わっています。
そのため当院では、膝の状態を見るときに膝だけではなく、太もも前の状態にも目を向けています。
今回は、太もも前の硬さと膝痛について分かりやすくお話しします。
太もも前にある「大腿四頭筋」とは?
太ももの前側には、大腿四頭筋という大きな筋肉があります。
名前のとおり、4つの筋肉から構成されています。
大腿四頭筋の大きな役割の一つが、膝を伸ばすことです。
立ち上がったり、歩いたり、階段を上ったりするときにも働いています。
つまり大腿四頭筋は、日常生活の中で膝を使ううえで、とても重要な筋肉です。
太もも前の硬さと膝痛には関係がある?
ここで大切なのは、
「太もも前が硬い=膝痛の原因」
と単純に考えないことです。
膝の痛みには、膝そのものの状態だけでなく、筋力、柔軟性、身体の使い方、股関節や足首など、さまざまな要素が関係します。
一方で、大腿四頭筋は膝の動きに関わる重要な筋肉です。
そのため、
「太もも前がいつも張っている」
「膝を曲げると太もも前が突っ張る」
「左右で太ももの柔軟性がかなり違う」
という方では、膝だけではなく太もも前の状態にも目を向けてみる価値があります。
「硬いところをほぐせば治る」とは考えない
ここも重要なポイントです。
太もも前をストレッチしたり、ボールでケアしたりすることで、動かしやすさを感じる方はいます。
しかし、
「太もも前を柔らかくすれば膝痛が治る」
とは限りません。
膝痛の原因は一つではないからです。
セルフケアは「痛みの原因を自分で決めるため」ではなく、自分の身体の状態に目を向けるための一つの方法として取り入れてみてください。
セルフケア① 太もも前のストレッチ
まずは、当院で患者さんの状態に応じてお伝えしている太もも前のストレッチです。
1.立った状態で足首を持つ
伸ばしたい側の膝を曲げて、足首を持ちます。
バランスが不安な方は、壁や安定した場所につかまりながら行いましょう。
2.かかとをお尻へ近づける
無理のない範囲で、かかとをお尻へ近づけます。
太ももの前側が伸びているのを感じてください。
強く引っ張る必要はありません。
「気持ちよく伸びている」程度で十分です。
3.30秒キープする
その状態で30秒ほどキープします。
30秒は、当院で患者さんへお伝えしているセルフケアの目安です。
痛みを我慢して行う必要はありません。
膝そのものに強い痛みが出る場合は中止してください。
セルフケア② ボールを使った太もも前のTPS
もう一つが、ボールを使った太もも前のTPSです。
1.うつ伏せになる
床やベッドなどで、うつ伏せになります。
2.太もも前にボールを当てる
太ももの前側にボールを当てます。
その状態で無理のない範囲で圧を加えていきます。
3.30秒ほど行う
目安は30秒程度です。
強く押し込む必要はありません。
「痛ければ痛いほど効く」と考えず、無理のない強さで行いましょう。
研究ではフォームローリングによって関節可動域が一時的、または継続的に改善する可能性が報告されています。
ただし、これは**「ボールで太もも前を30秒押せば膝痛が改善する」ことを証明したものではありません。**
今回の方法は、当院でお伝えしているセルフケアとして紹介しています。
ストレッチとTPSだけで終わらせない
太もも前をストレッチする。
ボールを使ってケアする。
どちらも、自分の身体の状態に目を向けるきっかけになります。
ただし、膝痛を考えるうえでは、柔軟性だけを見るのでは十分ではありません。
大腿四頭筋には、身体を支えたり膝を動かしたりするための筋力も必要です。
さらに、
膝そのものの状態。
股関節。
足首。
足部。
筋力。
歩き方や身体の使い方。
こうした複数の要素を見ていくことが大切です。
強い痛みがある場合は無理をしない
ストレッチやTPSをして強い痛みが出る場合は中止してください。
また、
膝が急に大きく腫れた。
熱を持っている。
ケガをした直後から強く痛む。
体重をかけることが難しい。
こうした場合には、セルフケアだけで様子を見続けず、必要に応じて医療機関で状態を確認することが大切です。
まとめ|膝だけでなく「太もも前」にも目を向けよう
今回は、太もも前の硬さと膝痛の関係についてお話ししました。
太もも前にある大腿四頭筋は、膝の動きに関わる重要な筋肉です。
そのため、膝が痛い方は膝だけを見るのではなく、
「太もも前が硬くなっていないかな?」
という視点も持ってみてください。
今回ご紹介したセルフケアは、
太もも前のストレッチを30秒。
そして、
うつ伏せでボールを太もも前に当てるTPSを30秒。
です。
ただし、太もも前の硬さだけが膝痛の原因とは限りません。
膝だけ。
太ももだけ。
と一部分だけを見るのではなく、足元から股関節まで身体全体に目を向けることが大切です。
無理のないセルフケアから、自分の身体の状態を確認してみてください。
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