野球肘とは10〜16歳成長期のピッチャーやキャッチャー歴のある野球部に多いケガです。

繰り返しの投球動作にて肘に負担をかけてしまうスポーツ障害です。

特に未発達の成長軟骨が肘にある10〜16歳の小中学生に目立ちます。

主に投球時の痛みが特徴的です。

野球にて投げる際に肘の内側に引っ張られる力、外側にぶつかる力が加わります。

症状の部位によって内側型、外側型、後方型に分けられる。

特に外側型の離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)とよばれる病態になってしまうと関節ネズミと呼ばれるかけらが肘関節の動きをロッキングしてしまう症状が出たり、後方型では大人になってから過剰な骨を作ってしまいそれが痛みを引き起こしてしまう事があります。

少しでも当てはまる症状があれば小山市にあるTSUNAGI鍼灸整骨院白鷗大前院・ハーヴェスト院にご相談ください。

TSUNAGI鍼灸整骨院白鷗大前院・ハーヴェストが考える野球肘の原因は

①オーバーユース

成長期に過度な投球練習を繰り返すことによって肘にストレスを加えてしまい痛めてしまう。

②ストレッチ不足

練習後に腕の筋肉のケアを怠ることによって緊張状態で次の日も投球してしまう。

上記の原因のほかに実は『姿勢』が大きく関わってきます。どのような姿勢が良くないかというと猫背のような体勢です！

猫背になってしまうと肩甲骨が外に開く(外転)して肩が巻き肩(内旋)してしまうため投球時に肩甲骨、肩関節の動きが悪くなってしまい肘関節に過剰にストレスを加えてしまいます。

あまり関係のないように思える姿勢も野球肘に大きく関わってきます。

小山市にあるTSUNAGI鍼灸整骨院白鷗大前院・ハーヴェストでは姿勢の治療にも特化しております。

①カウンセリング

患者の主訴や悩みについて伺います。

②姿勢写真

姿勢の写真をとり、姿勢分析を行います。姿勢には、横向きで4種類・後ろ向きで4種類にわけられ、タイプに合わせた矯正を行います。

➂骨盤矯正

骨盤の歪みから引き起こされる可動域改善、骨盤帯のバランスを整えて股関節の肩甲骨や肩関節を調整する効果があります。

原因の猫背を改善するためトムソンベットを用いて矯正を行います。

④羽田野式ハイボルト

筋肉と神経の痛みによる原因を突き止め、炎症を抑えたり、血流を改善させる効果があります。

野球肘は繰り返しのストレスで炎症が起きてしまうため、痛みを軽減させる効果が期待できます。

⑤インナーマッスル強化

インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えることができます。

本来使われるべきインナーマッスルの低下にて使わなくてもよいアウターマッスルに過度な負担をかけるため必要な筋肉を鍛えます。

①練習後のアイシング

投球後は肘が炎症している状態の為すぐアイシングを実施しましょう。

②上腕・前腕のストレッチ

筋肉が緊張状態の為肘の引っ張る力が加わり続けてしまうためしっかりとストレッチしましょう

➂正しい姿勢

猫背によって肩甲骨・肩回りの可動域が減少してしまうため背もたれなどに丸めたタオルやクッションを入れるなどして猫背予防に努めましょう。

小山市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院白鷗大前院・ハーヴェスト院ではライフスタイルに合わせた通院頻度、施術内容、セルフエクササイズをオーダーメイドで提供しております。

お悩みを抱えたままにせず、気軽にご相談ください。

Q＆A

Q、野球肘の治療期間はどれくらい？

A、状態にも寄りますが2〜4週間の投球中止で復帰することが多いです。

ただ重症化してしまうと手術の可能性があるため早期のうちから受診することをオススメします。