反り腰とは骨盤前傾とも言い、骨盤が前傾に倒れて坐骨というお尻の下の骨が後ろ側へ引っ張っている状態のことを言います。

元々、人間の背骨は衝撃を和らげるために緩やかなS字カーブを描いています。横から見ると腰は反っているのが正常です。この反りが強くなってしまうと体にさまざまな支障をきたしてしまう恐れがあります。

体重の約10％ほどの重さがあると言われる頭は背骨の上にバランスよく乗っていますが、反り腰により真っ直ぐに支えられずに首や肩の筋肉に大きな負担がかかってしまい、首や肩がこりやすくなってしまいます。

また、反り腰は内臓にも影響しています。骨盤が横に開いた状態になるため元々の位置よりも下がってしまい、お腹がぽっこりと出てしまい、ぽっこりお腹の原因にもなってしまいます。

反り腰の原因はさまざまですが、代表的なものは以下の3つです。

・筋肉のバランスが崩れている

・体重の増加

・日常生活の姿勢や体の使い方

ひとつずつ詳しく解説していきますので小山市民の方はご自身に当てはまる部分がないか確認してみましょう。

①筋肉のバランスが崩れている

反り腰になる一番の原因は、筋肉バランスの崩れだとTSUNAGI鍼灸接骨院では考えております。

腰の反りを強くする筋肉が過剰に働き、反対に腰の反りを防いでくれるお腹の筋肉が弱くなってしまうことで、腰部と腹部の筋肉バランスが崩れることにより反り腰になってしまいます。

また股関節周りの筋肉の柔軟性が不足していることも、反り腰の原因となります。筋肉の柔軟性が不足していると、骨盤の動きや股関節自体の動きが制限されやすいからです。

②体重の増加

妊娠や肥満などにより、お腹が大きくなると身体の重心が前に傾いてしまいます。そのためお腹の重みを支えて前に傾いた姿勢を正すために腰を反らせて対応しようとするため妊娠や肥満などが原因になることも多くあります。

妊娠での一時的なものはエクササイズや整体で改善が期待できますが、肥満の場合は放置すると悪化し続ける可能性があります。

ですので運動や栄養管理で基礎代謝を上げて、体脂肪を落とす必要が出てきます。

③日常生活の姿勢や体の使い方

日頃から足を組む姿勢やソファに座るなどの骨盤の歪みが大きい姿勢を取っていると次第に体のバランスが崩れ反り腰の原因となります。

「反り腰だから、腰を反る姿勢だけ気を付ければ大丈夫」という認識をされている方も多いですが残念ながら間違いです。小山市民の皆様もこのような考えをしておりませんか？

体は全身でバランスを取っています。

そのため、反り腰といえども首や肩、膝や足のバランスの崩れが引き金となることは十分にあります。

集中してデスクワークやスマホ操作をしていると、椅子の背もたれを使わず無意識で腰を反ったまま長時間作業してしまった経験のある人は多いのではないでしょうか。このような姿勢を長時間とってしまうと、腰の筋肉が緊張して腰が反ってしまい腰痛にも繋がってしまいます。

壁を使って確認するチェック方法

①壁に寄りかかって姿勢を正して立つ

②後頭部、お尻、肩、かかとを壁に合わせて両手もつける

③腰と壁の間に手を入れる

その時に握りこぶし1個分がすんなりと入る場合は、反り腰が高いと判断します。

上記にも記載している通り、反り腰は腰に負担がかかることにより腰痛など様々な症状を発症することが多いので、今後重篤な症状にならないように少しでも不安を感じたら小山市にある、TSUNAGI鍼灸接骨院にご相談ください！

小山市のTSUNAGI鍼灸接骨院では個々に合わせた施術方法や症状改善のためのプランニングを作成させていただいております。

根本的には原因のところでも述べた通り、日常生活での姿勢や筋肉バランスに原因があります。長年付き合ってきた頑固な反り腰を改善させるのは容易ではありません。

ですので始めに現在のご自身の姿勢を写真にて確認をしたのち骨格矯正で土台となる骨盤から整えていき、良い姿勢を維持するためにインナーマッスルを鍛えるなどをしていき再発を防ぐため体をかえていきます。

当院と患者様の二人三脚で頑固な反り腰をしっかりと解消させていきましょう。

よくあるQ＆A

Q：反り腰を自宅でストレッチすることで治りますか？

A：自宅でのしっかりとしたストレッチや筋トレで治すことはできますが、適切なフォームで行わないと逆に進行させてしまう可能性があるので、お悩みの方はぜひ一度小山市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院にご相談ください。

Q：妊娠中でも施術は可能ですか？

A：妊娠中な場合はやることが限られてきますので、機械や電気は使わず自宅でできるエクササイズを教えることや筋肉調整をやることがメインになってきます。だいたいの人が産後での反り腰を気にされて来院されます。

Q：たくさんの施術を受けましたがなかなか良くならず、手術を勧められますがそれだけはしたくないのですが良くなる可能性はあるのでしょうか？

Ａ：まずは話し合いをして現在どのような症状でどんな施術をされてきたのかを細かく聞いた上でご本人様に最適な施術方法を提案させていただければと思います。ほとんどの方が原因がそもそも違うことによって違う施術方法をして良くならない傾向になります。ですのでぜひ一度小山市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院へご連絡してください。