ジャンパー膝は膝蓋腱炎とも言われ、膝の前面に付着する腱の炎症です。ジャンプの着地動作、ダッシュ、キック動作を多く行うスポーツにみられる膝のスポーツ障害です。ジャンパー膝と言われていますが、必ずしもジャンプを多くしている人にだけ生じる障害ではありません。ジャンパー膝は特に成長期に発生することが多いスポーツ障害の１つです。

1 大腿四頭筋の柔軟性低下→ジャンパー膝は膝蓋腱に炎症が起きている状態です。膝蓋腱は太ももの前にある大腿四頭筋に繋がっており、大腿四頭筋の柔軟性の低下により膝蓋腱に負荷が加わりやすい状態になってしまいます。

2 オーバーユース（筋肉の使いすぎ）→ジャンプの着地動作など膝に負荷が大きい動作を繰り返し行うことで膝蓋腱に牽引力が加わり、負担が蓄積し痛みが出てきます。

また、成長期の選手は骨の成長に筋肉の成長が追いつかない事も多く、大腿四頭筋が硬い状態でスポーツすることで痛みを助長してしまう可能性があります。

3 姿勢不良→猫背姿勢や反り腰姿勢などの姿勢不良も膝に負担をかける原因の１つと言われています。骨盤の傾きにより大腿四頭筋の筋肉の緊張が変化し膝蓋腱への負荷を増大させます。

ジャンパー膝は自然に治ることは少なく、逆に痛みが悪化し膝靭帯損傷など、大きな怪我につながるリスクも高いです。痛みが強くなると、怪我が長引く可能性もあります。スポーツ復帰のためにも早期の施術が重要になってきます。

1 問診

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループでは、問診・カウンセリングを行い現在のお悩みを聞かせて頂きます。ジャンパー膝になってしまった原因や痛みの部位、ジャンパー膝の痛みの期間、既往歴、生活背景など、細かくカウンセリングを行います。

2 検査

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループでは、徒手検査を行いジャンパー膝の症状を誘発し、痛みを引き起こしている原因を探して行きます。また、関節可動域や筋力検査を行い膝に負担をかけてしまっている原因を特定して行きます。

3 姿勢の分析

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループでは姿勢の写真を撮影し膝に負荷が加わりやすい姿勢なのか確認して行きます。なぜ、膝に負荷が加わっているのかを身体全体の位置関係（姿勢）を見ていくことで原因を見つけていきます。

4 施術

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループでは局所（膝蓋腱）に対する施術と、姿勢分析によってわかった原因との２つに対して施術を行います。

局所であるジャンパー膝（膝蓋腱炎）に対する施術では痛みの軽減と炎症を抑える目的で超音波やハイボルテージ、立体動態波などの物理療法を行います。

また、硬くなった筋肉や関節可動域の制限に対してはコンプレッションストレッチを行って関節可動域の改善を図ります。

姿勢分析によってわかった姿勢に対しての施術では骨盤矯正、インナーマッスルトレーニングを行い不良姿勢に対し施術し、痛みが起きていしまった根本原因に対してアプローチをしていきます。

5 セルフケア

・ストレッチ

ジャンパー膝の原因である大腿四頭筋のストレッチを行い、膝蓋腱への負荷を軽減します。

・テーピング療法

大腿四頭筋や膝蓋腱にテーピングを行い、筋肉のサポートを行い負荷を軽減します。

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループのジャンパー膝のQ &A

Q、ジャンパー膝はジャンプ動作をしないスポーツでもなりますか？

A、ダッシュやストップ動作など膝に負担がかかるスポーツで発症する可能性があります。

Q、サポーターなどを使うと症状は改善しますか？

A、一時的に痛みは改善する可能性はありますが、根本的な改善にはなりません。

痛くなってしまった原因に対して施術していく必要性があります。

Q、スポーツをお休みすればジャンパー膝は治りますか？

A、痛みは軽減するかもしれませんが、痛くなってしまった原因が改善しないと再発する可能性があります。

栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループではライフスタイルに合わせた通院頻度、施術内容、セルフケアをオーダーメイドで提供しております。

お悩みを抱えたままにせず、栃木県小山市にあるTotal health care TSUNAGIグループに気軽にご相談ください。