スタッフブログ
鵞足炎(がそくえん)
こんな症状でお困りではないですか?
✓階段の上り下りで膝が痛い
✓正座すると痛い、正座しにくい
✓体重がかかると痛い
✓運動していると痛くなる
✓ヒアルロン酸、ステロイド注入をしてもなかなか治らない
鵞足炎とは?
膝の内側に痛みを生じる疾患に鵞足炎と呼ばれるものがあります。
鵞足とは、膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)の付着部分がガチョウの足と似ていることから鵞足と呼ばれています。
ランニングやラグビー、サッカー、アメリカンフットボール、バスケットボールなど横の動きを頻繁に行うスポーツや水泳の巻き足や自転車をこぐ動作でも同部位に炎症を起こす疾患を鵞足炎といいます。
特に進級、進学して慣れない新種目を始めたばかりの4・5月の大会前や、冬の体力作りで走りこむなど練習量が増える時期に多く見られます。
鵞足炎になる原因とは?
膝の曲げの運動を繰り返すことによって鵞足が脛骨上端と擦れて炎症を起こすことで炎症が起こります。
ランニング動作で脚を後ろに蹴りだすや、サッカーのキックでの蹴りだした脚を減速させるときなど過度の負荷がかかった時、急に長距離を走る、overuse、ウォーミングアップ不足など、骨格の異常(Ⅹ脚、回内脚など)、運動フォーム(ランニングフォーム、キックフォーム)などの異常、シューズ、練習環境の問題などがあげられます。
予防
・練習後の十分なストレッチ(特に膝を曲げる筋肉)、練習後20~30分のアイシング、そのあとは温める。
・ランニング距離は徐々に伸ばす(新入生の場合)
・シューズの検討(シューズのクッション性や土踏まずの位置が正しい場所にあるか)
・フォーム(姿勢)の改善(膝が内側に入っていないか、足趾が外側に向いていないか)
・練習場の検討(土や芝生のグラウンド、平坦な場所)
治療
治療に先立って、まずこの疾患を引き起こした原因、誘発動作を検討し、膝を曲げる筋肉などのストレッチ、アイシングを継続して行います。
すぐに再発するため安静期間を設けることはどうしても必要になることが多く、大会前のスポーツ選手ではこの安静期間を設けることが難しく、治療が難航する場合があります。
小山市の白鷗大前接骨院では膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)に対するマッサージやストレッチ、超音波による温熱療法、脚上げや膝の曲げに関係する筋肉へのハイボルト治療(電気療法)、テーピング、患者様に合わせたオーダーメイドの足底版(インソール)などの作成、また、膝が内側に入りやすいことで起こる鵞足炎に対してどうして膝が内側に入ってしまうのかを患者様と一緒に考えていき、原因を特定することが大切でknee in too out(膝が内側に入る状態)を作らないためのフォーム改善や動画でのフォームの見直し、体幹を支える筋肉(インナーマッスル)を鍛える楽トレや、骨自体の歪みを整える骨盤矯正などの根本治療と様々な面からのアプローチをしていきます。
小山市の白鷗大前接骨院ではスポーツ活動を行う方を全力でサポートし応援します。
白鷗大前接骨院のスタッフと一緒に自分の身体と向き合ってみませんか?
鵞足炎や膝痛でお悩みの方は小山市の白鷗大前接骨院へご連絡下さい!