スタッフブログ
オスグッドでしゃがめないサッカー少年へ
「使いすぎ」だけでは片づけられない、膝の痛みの整理のしかた
こんな違和感、ありませんか?
・練習後、膝のお皿の下がズキっとする
・しゃがみ込もうとすると、思わず手をついてしまう
・ジャンプやダッシュのあと、痛みが残る
・プレー中は我慢できるけど、家に帰るとつらい
10代の男の子で、サッカーをしていると、こうした膝の痛みを感じる場面は少なくありません。
特に練習量が多い時期ほど、「成長期だから仕方ない」「使いすぎだろう」と考えて、様子を見るケースも多いようです。
ただ一方で、
「前は普通にできていた動きが、今はできない」
「思いきりプレーしたいのに、どこかブレーキをかけている自分がいる」
そんなもどかしさや悔しさを感じている選手も少なくありません。
もし
「前よりしゃがめなくなっている」
「ジャンプが怖くなってきた」
と感じているなら、一度立ち止まって状態を整理してみる価値はありそうです。
よくあるからこそ、後回しにされやすい
オスグッドと呼ばれる膝の痛みは、成長期のサッカー少年では珍しくありません。
そのため、
・「みんな通る道」
・「休めばそのうち落ち着く」
と、周囲から言われることも多い傾向があります。
ただ、痛みをかばいながら練習を続けていると、
・しゃがむ動作を避ける
・ジャンプの着地が不自然になる
・無意識に反対側の脚に頼る
といった“動きの癖”が積み重なっていく可能性があります。
これは怖がらせる話ではなく、「身体は状況に合わせて適応していく」という自然な反応です。
だからこそ、痛みそのものだけでなく、今どんな使い方になっているのかを整理することが大切になってきます。
原因はひとつではなく、重なっていることが多い
オスグッド=膝の問題、と思われがちですが、考え方としてはもう少し広い視点が役立つ場合があります。
たとえば、
・太ももの前側が張りやすい
・股関節や足首が硬い
・姿勢が前かがみになりやすい
・疲れてくるとフォームが崩れる
こうした要素が重なった結果、膝に負担が集中しやすい状態が続いている、という見方もできます。
これは「どこが悪い」という話ではなく、
身体の使われ方のバランスの問題として整理する、という考え方です。
人によって原因の組み合わせは異なります。
身体の仕組みをシンプルに整理すると
しゃがむ・跳ぶ・走る、これらの動作は
「膝だけ」で行っているわけではありません。
・股関節:体を支える土台
・膝:力を伝える中継点
・足首:地面からの衝撃を受け止める
この3つが連動して動くことで、負担が分散されます。
成長期は骨の伸びに対して筋肉の柔軟性が追いつきにくく、
結果として一部に刺激が集中しやすい傾向があります。
そのため、
「膝そのものより、しゃがむ動作が怖い」
「ジャンプの踏み切りや着地で違和感が出る」
と感じている場合、膝以外の関わり方が影響している可能性も考えられます。
急に強く痛むケースと、
「ずっと違和感が続いている」ケースでは、
考え方や整理の仕方も変わってきます。
表に出ている痛みだけを見るのか、
その背景にある動き・姿勢・習慣まで含めて見るのか。
この視点の違いが、今後の選択を考えるヒントになります。
今日からできる小さな行動提案
全部を一気に変える必要はありません。
まずは、できそうなことからで大丈夫です。
① しゃがみ動作を観察する
鏡の前で、どこで引っかかる感じがあるかを確認してみましょう。
② 練習後の張りやすい部位を意識する
膝だけでなく、太もも・股関節・ふくらはぎにも目を向けます。
③ 疲れた日の動きの変化に気づく
「今日はフォームが崩れやすいな」と感じるだけでも十分です。
目的は「正しくやること」ではなく、
自分の状態に気づくことです。
一度、整理するという選択肢もあります
ここまで読んで、
「自分のことかもしれない」
「一度ちゃんと整理したほうがいいかも」
と感じたなら、それは大切なサインかもしれません。
私たちは、何かを決めつけたり、無理に通院を勧める立場ではありません。
今の状態を一緒に整理し、
「どこに負担が集まりやすいか」
「どんな選択肢が考えられるか」
を共有することを大切にしています。
相談だけでも構いません。
今の身体の使われ方を知ることが、次の一歩を選ぶ助けになることもあります。
迷っている段階でも、気軽に声をかけてください。
一緒に整理するところから始めましょう。
















































